まだまだ全然尺貫法に慣れません。
慣れるとこんなに身体にあったはかり方はないと
まわりの人に言われるものの
すっかりメートル法に育てられた私は
なかなかその変換がうまく出来ません。
そんなわけで、最近ネットでこんな本を取り寄せました。
「ニッポンのサイズ」著者:石川英輔 淡交社より¥2,000- |
メートルという単位が、
地球の子午線全周の四千分の一という成り立ちに対して、
人間の身体のサイズを基準にした、
寸やインチ、尺やフィートという単位の方が、
扱う数字の数もシンプルだし、身体になじみそう。
そんな切り口で、日本人の長さや重さ時間を見て行く本。
まだまだ読み始めたところなのですが、引き込まれてます。
これを読んだら、少しは大工さんの呪文のような注文が
聞き取れるようになるかもしれない。
という、淡い期待も抱きつつ、
今日もページをめくってます。
石川さんの本は、「大江戸リサイクル事情」なども
読ませていただいているけれど、
リズムがいいので、隣でしゃべって説明してくれているような読み心地です。
尺貫法に悩まされるメートル法世代の皆様におすすめかもしれません。